社内イベントを盛り上げる新しいアイデアをお探しですか?そんなときにおすすめなのが「人狼ゲーム」です。コミュニケーションを深め、笑いと驚きに満ちた時間を提供できるこのゲームは、初心者にも簡単に取り入れることができます。この記事では、初めて人狼ゲームを企画する方に向けて、成功の秘訣をわかりやすく解説します。
特に数百人~1000人などの大人数での人狼ゲームを企画する場合のポイントも解説しますね!
なぜ社内イベントで人狼ゲームが人気なのか?
人狼ゲームは、チームの中で隠れた”人狼”を見つける心理戦ゲームです。参加者同士の会話や議論を通じて、普段話さない同僚との新しいコミュニケーションが生まれるのが最大の魅力的なポイントです。特に、他者の意見を聞いたり、自分の考えを伝えるスキルが自然に磨かれるため、日常の業務における連携や信頼関係の構築にも役立ちます。また、役職に応じた行動や発言が必要なため、個々の発想力やチームワークも育まれます。初心者でもすぐに楽しめるシンプルなルールでありながら、奥深い駆け引きがある点が人気の理由ともいえます。
【基本的ルールの解説】ステップ①準備
まずはゲームの目的を明確にしましょう!
例えば、部署間の親睦を深める、リーダーシップを発揮できる場を作る、といった目標が挙げられます。
その次に必要な準備物をリストアップしていきます。
準備物
-
役職カード: 役割を記載したカード。以下に代表的な役職をわかりやすくまとめました。
- 村人: 特別な能力はありませんが、議論や投票を通じて人狼を見つけるのが役割。
- 人狼: 夜のターンで村人を1人襲撃し、正体を隠しながら議論を操作します。
- 占い師: 毎晩1人を占って正体を知ることができます。議論の中で村人陣営を導くヒントを出す役割。
- 騎士: 夜のターンで1人を守ることができ、人狼の襲撃を防ぎます。
- 狂人(オプション): 人狼側のサポート役で、村人を混乱させるのが目的。
- 霊媒師(オプション): 投票で追放されたプレイヤーの正体を知ることができる役職です。
- タイマー: 議論や投票の時間を管理するため。
- 司会者ツール: 進行用のスクリプトや役職一覧表。
さらに、会場のレイアウトも重要です。参加者が顔を見合わせて議論できる円形や島型のレイアウトがおすすめです。
【基本的ルールの解説】ステップ②人狼ゲームの基本的なルール
人狼ゲームは、参加者の中に隠れた”人狼”を見つけ出す心理戦を楽しむゲームです。
以下に、初心者にもわかりやすい形で基本的な進行の流れを解説します。
- 役職の配布: ゲームが始まる前に、全員にランダムで役職カードを配布します。これには村人、人狼、占い師などが含まれます。それぞれ自分の役職は他の人には秘密にしましょう。
- 夜のターン: ゲームは夜のターンから始まります。この時間は全員が目を閉じ、司会者の指示のもとで特定の役職のプレイヤーだけが行動します。
- 人狼は仲間と相談し、村人の中から1人を選んで襲撃します。
- 占い師は誰か1人を指名し、その人が村人か人狼かを確認します。
- 騎士は1人を選んで守ることができ、襲撃を防ぎます。
- 昼のターン: 夜が明けると、司会者が襲撃されたプレイヤーを発表します(騎士に守られていれば襲撃失敗と発表)。その後、全員で話し合いを行い、「誰が人狼だと思うか」を推理します。議論が終わったら投票を行い、最も疑われたプレイヤーを追放します。
- 勝利条件:
- 村人チーム: すべての人狼を追放すれば勝利。
- 人狼チーム: 村人と人狼の人数が同数になれば勝利。
- ゲームの繰り返し: 昼と夜のターンを交互に繰り返し、どちらかのチームが勝利条件を満たすまで進行します。
司会者がルールをしっかり説明し、進行をスムーズに行うことで、初心者でも安心してゲームを楽しむことができます。
【基本的ルールの解説】ステップ③人狼ゲームの進行方法
司会者(ゲームマスター、GM)のスムーズな進行がゲームの盛り上がりを左右します。以下は具体的な進行の流れです。是非参考にしてください。
- 役職の配布: ゲームの開始時に全員へランダムで役職カードを配布します。それぞれの役職は秘密にし、他のプレイヤーに知られないよう注意します。
- ルール説明: 司会者がゲームのルールを簡潔に説明します。例えば、「村人は正直に行動し、人狼は嘘をついて正体を隠してください」など、初心者にも理解しやすい表現を心がけましょう。
- 夜のターン: プレイヤー全員が目を閉じ、司会者の指示で特定の役職だけが行動します。人狼は襲撃する相手を選び、占い師は1人を占い、騎士は1人を守ります。このターンで発生した結果は司会者が記録します。
- 昼のターン: 全員が目を開け、司会者が夜のターンの結果を発表します(例: 「〇〇さんが襲撃されました」)。その後、全員で「誰が人狼か」を議論します。議論が終わったら投票を行い、最も票を集めたプレイヤーが追放されます。
- 結果発表と次のターンへ: 投票で追放されたプレイヤーの役職が公開されます。その後、次の夜のターンに進みます。この流れを繰り返し、どちらかのチームが勝利条件を満たすまで続けます。
1000人規模の人狼ゲームの組み立て方
1000人規模で人狼ゲームを行うには、通常のゲーム形式では時間や運営に大きな負担がかかります。そのため、大人数ならではの特別な形式を取り入れ、ゲームの進行を円滑にするオペレーションを設計する必要があります。
大人数の企画をする場合には入念な準備が特に必要になります!
ポイントとしては、1000人を小グループに分け、各グループでゲームを進行していきます。最終的に勝者を絞り込むトーナメント形式が効果的になります。そして1000人規模で円滑に運営するための物理的配置とスタッフの役割を設計する必要が出てきます。
会場レイアウト
エリア分割→会場をグループごとに分割しグループ間の移動が混乱しないように案内板やフロアマップを準備しましょう。
音響設備:→メイン司会進行用にマイクやスピーカーを設置。グループ内での進行に邪魔にならないように調整します。
スタッフ
ゲームマスター (GM)→各グループに1~2名のGMを配置しましょう。進行とルール説明などを担当します。
サポートスタッフ→受付や各グループの進行状況の管理、次ラウンドの案内を行うスタッフを配置。
メイン司会→全体の進行と緊急時の対応を行う司会者を1~2名用意。
進行のイメージ
- オープニング (10~15分)
- 全体でゲームの流れを説明。
- 各グループの担当スタッフに引き渡し。
- ラウンド1 (30~40分)
- 各グループでゲームを開始。
- 結果が出たら次ラウンド進出者を記録。
- ラウンド2~ファイナル (1~2時間)
- 同様の流れで進行。ラウンドごとに人数を絞っていきます。
- エンディング (15分)
- 最終結果発表と表彰式を実施します。
1000人規模の人狼ゲームは、分散してしまうと一部の参加者が退屈してしまう可能性があるため、全員が楽しめるように工夫が必要です。以下に、退屈を防ぎ、ゲーム全体を盛り上げるための追加企画を盛り込んでおきましょう。
サブイベントの例
- 観客モードゲームに直接参加していない人が、他のグループの試合を観戦し、勝敗を予想する「観戦モード」を設ける。予想が当たればポイントや小さな賞品を獲得。
- ミニゲームブース人狼に関連したミニゲーム(例: 短時間の心理戦ゲーム、役職にちなんだクイズ)を設置。空いている時間に楽しめる。
【まとめ】
大人数の企画には綿密な計画と十分な準備が必要です。制作、スケジュール管理、リスク管理まで、各ステップをしっかりと踏むことで、成功したイベントを実現できます。この記事で紹介したプロセスを参考に、ぜひ次回の社内イベントを素晴らしいものにしてください。GROWSでは社内イベントに芸能人を呼ぶお手伝いもしております。是非ご相談ください!