社内コンテストで企業文化を育てよう!社内コンテストの企画立ち上げのプロセスを解説

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社内コンテストの開催を検討しています。立ち上げ方法を教えてください

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GROWS

社内コンテストにも様々あります。新規立ち上げについて解説しますね!

まずは、こちらをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=ovAL3paaeUQ

こちらは、くら寿司様の社内コンテストの映像です。こちらの映像を見て頂くとイメージは伝わると思いますが、社内の腕自慢やスキル自慢などの方が出場し仕事におけるスキルを競っています。社内コンテストの多くはこのようなスキルを競う設計にすることが多く参加する社員やアルバイトスタッフのモチベーション向上やスキルの習得を目的に開催されています。そして、こういった社内コンテストの未来の姿としては、企業の大切にするDNAとも呼べる企業文化を育てる為の仕掛けになっていきます。

こういった社内コンテストを実施している企業は多く、私たちGROWSがサポートさせていただいている企業様においても毎年このような現場のスキルを競うコンテストイベントを開催しています。

社内コンテストの価値

社内コンテストは企業内で行われるコンテストです。社員やアルバイトなどすべての従業員を対象にされていることが多く、現場のモチベーションの管理や組織作りにも役立てている企業が多くあります。特に店舗展開をされている企業においては、チームビルディングの一環として店舗対抗として設計し店舗の代表がトーナメントを勝ち上がっていく姿に店舗の仲間たちが応援するような仕掛けをしている企業もあります。成功事例を共有するプレゼンテーション形式の場合もあれば、接客スキルを競う接客コンテスト形式、調理スキルを競うような技術コンテストなど開催の内容は様々ございます。

このような社内コンテストは、企業文化を強くするための継続的な仕掛けとして導入している企業も多く、業種業界問わず様々なジャンルで開催されています。

ニトリ様の接客コンテストも私たちGROWSが立ち上げからサポートさせていただいております。
アクタス様の接客コンテストもGROWSにてサポートさせて頂きました。毎年開催される現場スタッフの接客スキル大会となっています。このような活動を通じて企業文化を育てる仕掛けに尽力されています。

社内コンテストのメリット

社内コンテストのメリットして一番にあげられるものは、モチベーションの向上です。日々現場で仕事をしている社員やアルバイトの皆さんにスポットを当て、日々の仕事に対してのリスペクトを会社として伝える場として社内コンテストは活用されています。

毎日の現場での接客業務、調理業務、営業活動など毎日の仕事は、単調さを感じてしまい、やりがいや大切なビジョンなどを見失ってしまいがちです。忙しさに忙殺されてしまうケースもあるかもしれません。現場の仕事は理屈や理論だけでは成り立つことはなく、日々の試行錯誤や改善の積み重ねが現場の成長には欠かせません。

現場のナレッジや考え方、スキルを吸い上げ全社を挙げて取り組み、共通の想いを認識することが社内コンテストの一番のメリットともいえます。

また、その過程で生まれるチームワークも社内コンテストには外せない要素でもあります。仲間の努力を応援し、組織として一致団結する。甲子園に熱狂する高校生のようにトーナメントを勝ち上がるプロセスにチームワークを育てるエッセンスが散りばめられています。

社内コンテストで優勝するぞ!という目標設定は店舗という組織を動かす原動力としてはわかりやすくリーダーシップを発揮しやすくなります。

 

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GROWS

社内コンテストにはメリットがたくさんあるんです!

 

社内コンテストは1回開催しただけでは、本来の価値を発揮することはできません。毎年時間をかけて文化を作ることに本来の社内コンテストの価値が生まれてきます。共通の目的に対して努力すること、仲間と協力すること、スキルを磨く事、それら多くの得られるメリットを継続性を持つことで効果を発揮されていきます。また現場の生きたナレッジは本部や企画部門では気づかなかった発見もあります。それら現場のナレッジを吸い上げ、全体に横展開する意味での社内コンテストの開催は、効果的です。

  • 企業文化の醸成/モチベーションアップ
  • チームビルディング
  • ナレッジの築盛

 

社内コンテストの設計のプロセス

社内コンテストを成功に導く為には正しい手順で設計していくことが大切です。以下にプロセスをご紹介していきます。

  • テーマ/コンセプト設定
  • スケジュールの設定
  • 審査基準の明確化
  • 参加者募集/社内認知
  • 社内リソース/社外リソースによる制作

テーマ/コンセプト設定

社内コンテストのテーマ設定は、このイベント全体のゴールを決めるとても重要です。イベントテーマは、会社のビジョンやミッションに沿ったものを設定することが共感を生みやすく事業計画とリンクをしていきます。社内コンテストの企画を会社の文化として継続していく為には、ビジョンやミッションと連動していることが大切です。

事業計画は都度外部環境や内部環境の変化によって変動するものです。しかし企業の定めるビジョンミッションは経営環境が変わっても変わることのない考え方です。ビジョンミッションに沿ったテーマ設定を意識すると全体に企画の意図や思いを波及させやすく、メッセージも明確になっていきます。

事例

飲食の企業様の事例です。飲食業においてお客様に対しての接客は業績に直結する大切な要素です。その顧客接点の強化を目的に接客コンテストを開催しています。日々の接客スキル項目を明確にし、その項目を数値化し接客スキルを競っています。各地域・各店舗からの代表者が決勝戦という形で全国大会を年に1度開催しています。

自社にとって大切にしていることをテーマに持ってくると全社を挙げて取り組むべき企画となりますので、検討の際に是非意識してください。

スケジュールの設定

社内コンテストを開催する際のスケジュール設定に関してです。社内コンテストは年間企画として開催するケースが多いため1年間を見越したスケジュールを設計することが必要です。大きな組織の場合には、予選会や選考会・決勝戦などのイベント日も含め事前の審査期間や告知タイミングなどを計画する必要があります。現場目線で企画を捉えると営業外の業務と捉えられがちです。なるべく繁忙期を避け、営業に集中できる状況を考えることも企画側にとっては重要なこととなります。

事例

ある全国展開をされている企業様の年間スケジュールの事例です。企画から決勝戦までのスケジュールを年間で計画しています。拠点代表者を選抜する段階では、事前の研修などを行い企画の趣旨や目的を現場の責任者の方に落とし込みを行い、巻き込むためのキックオフ研修などを設定し全社を挙げてイベントを推進しています。こちらの企業様は初めて社内コンテストを立ち上げるという事でご相談をいただきました。企画のプランニングから当日の運営までGROWSではサポートしています。

 

審査基準の明確化

社内コンテストにおける審査基準は根幹ともいえます。審査基準の曖昧さはコンテストの目的の曖昧さにもつながります。特に審査基準が定性的なものが多くなると審査基準として明確性を欠いてしまい参加者目線で見ると不納得感を増幅させてしまいます。現場の不納得感は、全体の士気にも影響してくる可能性がある為、審査基準をしっかり決めることは重要です。

審査基準を決める際のポイントとしては、定量化できるものは定量化させるという事です。感想ではなく数値で測れるものを審査基準に入れることで全体で認識をそろえることができます。ただ接客や営業のコンテストの場合は、表情や言葉のトーンなど定量化が難しいものもあります。定量化が難しいものは、敢えて定性的な要素として残し、評価するようにしましょう。

事例

調理スキルを競う社内コンテストにおいて、以下のように定量化させている企業様の事例です。

  • 1分間で●個作成することができる
  • お辞儀は90度で行われている
  • お客様とすれ違う時は45度の会釈をしている
  • 焼鳥を●分間に●本基準に基づいて焼くことができる。
  • 温度は●度に保ちながら、提供することができる
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審査基準は社内コンテストにおいてとても重要です。全体の合意形成においても必要な基準となります!

 

参加者募集/社内認知

テーマや全体のスケジュールが決まったところで会社全体に対してのリリースが必要となります。社内の認知を作り、参加していただく必要があります。

まずはキックオフのような形で全社リリースを出したり、告知映像を作成したりと企画の趣旨を説明し現場の方に賛同していただく場面を作りましょう。現場は日々忙しく、なかなか社内コンテストのような企画にいきなり理解することは難しいケースもあります。企画の導入期は特に大切なので事前の説明会などは丁寧に行いましょう。

他社事例や取り組みなどを参考に説明資料をまとめていくと、全体のイメージがつきやすく理解が深まります。また他社の事例写真などビジュアルでわかるものを用意できるとより導入が分かりやすくなります。

 

そして、新しく企画を立ち上げる際のポイントです。いきなり大々的な企画を立てることもできますが、まず1年目はテスト開催をすることをお勧めします。まずは1年目にコンパクトに開催をし成功事例を集めます。翌年以降に1回目の実績を基にして企画を練り上げていくことが社内文化を作る際のプロセスとしては有効です。

第1回は、皆手探りな状態の為、参加者も集まりづらく全体として試行錯誤を繰り返します。1年目は、参加する社員の皆さんも手探り状態です。「社内コンテストって何?」の状態から「あの社内コンテストね!」というマインドにチェンジするにはまず1回目を見ていただく必要があります。第1回目は活動の輪を大きく広めるための種を植えるイメージで企画を設計していきましょう。

GROWSでは、他社事例も多くございますので是非ご相談いただければキックオフ段階からサポートさせていただいています。是非お困りの際にはご相談ください!

 

社内リソース/社外リソースによる制作

社内コンテストの制作の開始です。社内コンテストを開催するにあたっては、予選会の運営や審査・決勝戦の運営や会場探し、コンテンツ制作など多くのタスクが発生します。

これら多くのタスクを担当者一人で行う場合には、業務量が脹らみます。その為、業務量によっては外注の検討も必要になってきます。
社内コンテストの制作の特徴としては、社内完結する業務も多く社外リソースを使うポイントが分かりづらいという点があります。

私たちGROWSの場合の事例としては、

  • 全体企画設計
  • 審査基準の作成
  • キックオフの説明会の代行/コンテンツ作り
  • 社内の事務局業務の代行
  • 決勝戦の会場手配や演出や映像制作
  • 事後企画の設計
  • など

が挙げられます。社内コンテストにおけるタスクを整理し、役割分担を決めていくところからサポートさせていただいています。社内コンテストの企画にお悩みの際は是非ご相談ください。

決勝戦(全国大会)の大切さ

最後に決勝戦や全国大会の大切さを解説させて頂きます。社内コンテストにはゴールが必要です。そのゴール設定として決勝戦や全国大会のような場面を用意しましょう。特にこの場はこれまでの活躍を披露する場になりますので、あのステージに立ちたい!と思ってもらえるステージを用意することが継続した企画に進化させていく為には必要です。

甲子園に代表するようなスポーツにも全国大会があるように決勝のステージは、参加している者にとってはあこがれのステージになります。その憧れのステージを作り、新しい現場のスターを生み出していく。このプロセスの中に組織文化の強化と個人の成長とがあります。

決勝戦はイベントしてしっかり設計することをお勧めしています。参考に決勝戦のプログラムをお送りさせて頂きます。

決勝戦運営の注意点としては、イベントの流れが単調になってしまう事です。同じ競技種目を単調に繰り返すと後半飽きてきてしまいます。参加者の飽きを軽減するためにも企画を挟み、ブレイクの時間を作ったり、アウトプットする時間などを設けていきましょう。途中に活動の振り返りの映像などを挟むこともおすすめです。

1年かけた大プロジェクトの集大成です。最後までこだわった演出をしていきましょう!

まとめ

今回は、社内コンテストを成功に導くために必要な項目について解説させて頂きました。繰り返しになりますが社内コンテストは年間を通じて行う一大プロジェクトです。必ず成功させると事は前提ですが、それ以上に会社の文化を作る為の強い武器になります。大切に企画を育てブラッシュアップさせ続けることが強い企業文化を作るポイントです。まずは現状を正しく認識し、現場にマッチする社内コンテストを設計していきましょう。

 

最後に

社内イベントの運営には様々な準備が必要になります。GROWSでは様々なイベントのサポートを行っています。すべてを網羅させるワンストップサービスを是非ご利用ください。

 

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    株式会社GROWS 島田忍

    株式会社GROWS代表取締役

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