イベントテーマを伝える!社内表彰式オープニング映像の演出術

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社内表彰式でオープニング映像の企画を考えています。企画考え方を教えてもらえますか?

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承知しました!オープニングの演出はイベントの世界観決まりますからね!解説していきますので参考にしてください!

1. 【はじめに】テーマを“伝える映像”が式の印象を決める

社内表彰式は、社員の努力を称える大切な場であり、会社の価値観や未来を共有する絶好の機会です。中でもオープニング映像は、その式の空気感を決定づける“顔”とも言える存在です。感動的な演出やかっこいい映像も大切ですが、最も大事なのは「何を伝えたいのか」、つまり“イベントのテーマ”を社員にしっかり届けることです。

テーマが明確に伝わることで、式全体に一体感が生まれ、受賞者だけでなく全社員のモチベーション向上にもつながります。単なる映像作品ではなく、“想い”をのせた演出として捉えることが、成功のカギになります。オープニング映像がイベントの世界観を作ります!


2. オープニング映像が担う「テーマ伝達」の役割

オープニング映像には、単なる場の盛り上げ以上の役割があります。それは「この表彰式が、どんな想いで行われるのか」を全社員に伝えることです。

テーマは社長や主催者のメッセージにも込められていることが多く、映像を通じて視覚的・感覚的にそれを伝えることで、社員の理解が深まります。例えば「挑戦」や「未来へ進む」などのテーマがあった場合、そのキーワードに沿った映像演出(ストーリー、音楽、キーワード表示など)を意識することで、受け手の印象に残りやすくなります。言葉だけでなく、映像で「体験」してもらいましょう!演出用の照明なども組み合わせるとよりドラマチックな演出になります。


3. テーマを映像に落とし込む企画の進め方

テーマを伝える映像を作るには、まず「テーマ決め」から始めましょう。

抽象的なテーマ(例「つながり」「挑戦」「感謝」など)も、社内にとってどんな意味を持つのかを明確にすることで、映像化しやすくなります。次に、そのテーマに紐づくキーワードやエピソードを洗い出し、どのような順序・視点で見せるかを構成案としてまとめます。ポイントは「参加者目線」で考えること。社員に共感される構成になっているか、リアルな社内の声が含まれているかを意識することで、伝わる企画に近づきます。企画をする際には常に参加者目線を持つことでメッセージがブレずに伝えることができます。


4. 伝わる映像演出のアイデア集

テーマを映像に落とし込む方法は、演出次第で大きく印象が変わります。

たとえば「感謝」がテーマなら、実際に受賞者のエピソードや上司からのコメントを盛り込んだドキュメンタリー風の映像が効果的になったります。「挑戦」がテーマであれば、スピード感のある編集や過去から現在への成長ストーリーを描いた映像が刺さります。

また、「未来」がテーマなら、これからのビジョンをナレーションで語りながら、社員の希望の声や職場の風景を交えると効果的です。

テーマに合ったトーンとテンポを意識して、見る側の感情を動かす演出を目指しましょう。

 


5. ナレーション・コピー・音楽の効果的な使い方

映像は視覚だけでなく、聴覚を通しても強く訴求できます。特に「ナレーションとコピー」は、テーマを言語化し、明確に届ける重要なパーツです。テーマに沿った言葉選びやテンポのある語り口によって、感情の波をつくることができます。さらに音楽は、感情の「補助線」として非常に効果的です。

感動させたい場面では静かなピアノやストリングス、ワクワク感を出すならビートの効いた音楽など、映像のリズムに合わせて選曲することで、受け手の印象に残りやすくなります。「音と言葉」の使い方が、テーマの伝わり方を大きく左右します。


6. 失敗しないための注意点とチェックリスト

どれだけ丁寧に作った映像でも、テーマが伝わらなければ意味がありません。

よくある失敗は「演出が派手すぎて何を伝えたいかがぼやける」「テロップやナレーションが多すぎて情報過多になる」「社員目線が抜けている」といった点です。制作前後でのチェックが重要で、例えば「この映像で何を感じたか?」といった感想を数人に聞くだけでも、見落としが発見することができます。

また、企画段階から「テーマは冒頭で明言する「映像の終わりで再確認する」といった構成の工夫も有効です。

作る前・作った後の「テーマ確認」が成功のカギです。


7. 【まとめ】テーマが伝わる映像が、社内の心をひとつにする

オープニング映像は、社内表彰式の始まりを飾る大切なコンテンツです。ただ映像を流すのではなく、「会社として何を大切にしているのか」「この式は何を祝うのか」というテーマを丁寧に伝えることで、社員の共感を得ることができます。

テーマが映像を通じてしっかり伝われば、式全体が一体感に包まれ、受賞者も参加者も「この会社で働いていて良かった」と感じられるでしょう。

像制作は大変ですが、伝えるべき「想い」があるからこそ、挑戦する価値があります。

[補足]オープニング映像を外注するメリット・デメリットと費用感

オープニング映像をプロに外注する最大のメリットは、「クオリティの高さ」と「制作の安心感」です。

映像演出に慣れていない社内担当者でも、企画の意図さえしっかり共有すれば、構成・撮影・編集まで一括して対応してくれるため、本番までの負担を大きく減らせます。特に、限られた時間の中で完成度を重視したい場合には非常に有効です。一方でデメリットとしては、社内ならではの細かなニュアンスや文化の「空気感」が伝わりにくい場合がある点です。また、修正や確認のやりとりに時間がかかることもあります。

費用は、内容により異なりますが、一般的に2〜3分程度のオープニング映像で30万〜50万円程度が相場です。撮影やナレーション付き、アニメーションなどを加えると、60万〜100万円になるケースもあります。


外注のメリット

  • 高品質な仕上がり

  • プロの演出力で魅せられる

  • スケジュール管理が明確で安心

外注のデメリット 

・社内ならではの感覚が伝わりづらい

・コミュニケーションコストが発生

・柔軟な修正対応には限度がある

□費用感の目安

  • 通常プラン:30〜50万円

  • 撮影・ナレーション付き:60〜100万円

[補足]オープニング映像の一般的な制作期間とは?

社内表彰式のオープニング映像を外注する場合、制作にはおおよそ3〜5週間程度かかるのが一般的です。まず初めに行うのが「企画・構成案の決定」です。ここでは、映像の目的やイベントのテーマをヒアリングし、それに沿った構成案(ナレーション台本や絵コンテ)を制作会社とすり合わせていきます。この段階だけでも約1週間は見ておきたいところです。

次に行うのが撮影や素材の収集です。社内でのインタビューや現場風景の撮影、過去の映像や写真、ロゴなどの素材の提供が必要になります。これに約1週間ほどかかります。素材の準備がスムーズに進めば、その分制作期間を短縮することも可能です。

続いて、実際の編集作業に入ります。撮影した映像や提供された素材をもとに編集し、音楽やテロップ、ナレーションを加えた仮映像を制作します。このフェーズが約1〜2週間。仮納品後に社内確認を行い、必要に応じて修正を依頼します。

最後は修正対応と納品です。細かな調整や修正を加え、リハーサル用と本番用のデータを準備して納品。ここまでが約3〜5日です。

つまり、制作に必要な期間は内容にもよりますが、最低でも3週間、余裕を持たせるなら5週間程度を想定してスケジュールを立てることが重要です。


□制作期間のポイントまとめ

  • 企画・構成:1週間程度

  • 撮影・素材収集:1週間前後

  • 編集・仮納品:1〜2週間

  • 修正・最終納品:3〜5日

  • トータル目安:3〜5週間(本格的な映像は4週間以上がおすすめ)

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS代表取締役

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株式会社GROWSの島田忍です。社内イベント専門のイベント会社を運営しています。より多くの企業様に私たちの想いや考えが届くことを願いメディア運営をしております。是非ご覧ください!

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