初めて社内イベントの担当をする際、イベントが成功したかどうかを確認するために、参加者のフィードバックを収集することはとても重要です。その為に事後アンケートは、次回のイベントの改善点を見つけるための貴重なツールとなります。アンケートの情報を正しく把握し企画に生かしていくことは、社内イベントをより良いものにしていく為には重要です。
この記事では、社内イベントの事後アンケートで聞くべき10の質問項目を紹介します。初めて担当する方でもわかりやすいように具体例も交えながら解説していきます。是非参考にしてください!
社内イベントのアンケートをしっかり設計して、改善に役立てていきましょう!
1. イベント全体の満足度
参加者にイベント全体の満足度を尋ねることで、総合的な評価を得ることができます。この質問はイベントの成功度合いを一目で把握できる重要な指標となります。満足度や理解度などと表現されます。全体感を捉えるために全体の万毒度は必ず聞きましょう。
質問例: 「今回のイベントに全体的にどの程度満足しましたか?」(選択肢: 非常に満足 / 満足 / 普通 / 不満 / 非常に不満)
「イベントは期待に応えましたか?」
「イベントの雰囲気はいかがでしたか?」
「全体的な楽しさのレベルはどの程度でしたか?」
「イベントの進行についてどう感じましたか?」
2. プログラム内容の評価
各プログラムの内容や進行について評価を聞くことで、参加者にとって価値のある時間であったかを確認できます。全体満足度の次には個別の企画プログラムに関して評価をとりましょう。
質問例: 「各プログラム(セッション、ワークショップなど)の内容はいかがでしたか?」(選択肢: 非常に良かった / 良かった / 普通 / あまり良くなかった / 良くなかった)
「プログラムのバリエーションは十分でしたか?」
「最も印象に残ったプログラムは何ですか?その理由も教えてください。」
「プログラムの内容はわかりやすかったですか?」
「プログラムの進行時間は適切でしたか?」
3. 会場の設備や環境について
イベント会場の選定も重要な要素です。アクセスの良さや設備の充実度についての意見を集めると、次回の会場選びに役立ちます。ハイブリッド配信などを行っている場合には通信環境や視聴環境についても同時にヒアリングをかけましょう。
質問例: 「会場の設備や環境についてどう感じましたか?」(選択肢: 非常に良かった / 良かった / 普通 / あまり良くなかった / 良くなかった)
「会場の清潔さは十分でしたか?」
「会場の場所はアクセスしやすかったですか?」
「会場の広さや座席の配置についてどう感じましたか?」
4. スタッフの対応/運営について
イベント運営スタッフの対応や運営に関してはしっかりとフィードバックを受けましょう。当日の受付や誘導や会場の案内などを改善することで満足度を高めていきましょう。
質問例: 「イベントスタッフの対応/運営はいかがでしたか?」(選択肢: 非常に良かった / 良かった / 普通 / あまり良くなかった / 良くなかった)
「スタッフは親切で対応が早かったですか?」
「困ったことがあった際、スタッフのサポートは適切でしたか?」
「スタッフの案内や指示はわかりやすかったですか?」
「スタッフの身だしなみや態度は適切でしたか?」
5. スケジュールの進行具合
イベントのスケジュールが適切だったか?どうかを確認するための質問です。時間配分や進行のスムーズさについて評価を集めましょう。進行のスムーズさは会の満足度に大きく影響することが考えられます。
質問例: 「イベントのスケジュール進行はいかがでしたか?」(選択肢: 非常に良かった / 良かった / 普通 / あまり良くなかった / 良くなかった)
「開始時間や終了時間は適切でしたか?」
「各プログラムの間に十分な休憩時間がありましたか?」
「タイムスケジュールに関する事前案内は適切でしたか?」
「全体の時間配分についてどう感じましたか?」
6. コミュニケーションについて
イベントを通じて参加者同士のコミュニケーションが活性化したか?を評価することで、次回以降のコミュニケーションの機会を改善できます。
質問例: 「他の参加者との交流の機会は十分でしたか?」(選択肢: 非常に満足 / 満足 / 普通 / 不満 / 非常に不満)
「交流の場は皆さんにとって効果的でしたか?」
「新しい人とのつながりができましたか?」
「コミュニケーションの時間や方法に満足しましたか?」
「交流のための企画は充実していましたか?」
7. 期待と実際のギャップ(期待値)
イベント前に期待していたことと実際の内容にどれだけギャップ(期待値)があったかを確認することで、事前の情報提供やプログラム設計の改善に役立ちます。
質問例: 「イベント前の期待と比べて、実際の内容はいかがでしたか?」(選択肢: 期待以上だった / 期待通りだった / 期待以下だった)
「期待していたことが実現されましたか?」
「イベントで驚いたことや予想外だったことは何ですか?」
「期待以上だった点を教えてください。」
「期待以下だった点を具体的に教えてください。」
8. 改善点や今後の希望
参加者から直接、次回のイベントへの提案や改善点を募ることで、より良いイベント運営のためのヒントが得られます。記述式にすることで数値化できないコメントをしっかり集めるようにしましょう。
質問例: 「今後のイベントで改善してほしい点や追加してほしい内容があれば教えてください。」
「次回のイベントで取り入れてほしいアイデアはありますか?」
「プログラムや内容に関して希望することは何ですか?」
「改善してほしい点があれば、具体的に教えてください。」
「今後期待するイベントの形式やテーマはありますか?」
9. 告知や案内の評価
イベントの告知や案内方法が適切だったかどうかを確認し、今後の情報発信方法を見直す参考にします。
質問例: 「イベントの告知や案内の方法についてどのように感じましたか?」(選択肢: 非常に良かった / 良かった / 普通 / あまり良くなかった / 良くなかった)
「事前に受け取った情報はわかりやすかったですか?」
「案内メールやリマインダーの頻度は適切でしたか?」
「イベントの告知タイミングは良かったですか?」
「案内の内容に不足していると感じた情報はありましたか?」
10. 自由記述欄
最後に自由記述欄を設けることで、参加者が他の質問では触れられなかった意見や感想を自由に書くことができます。
質問例: 「その他ご意見や感想があればご記入ください。」
「今回のイベントで特に良かった点を教えてください。」
「今後のイベントに関する自由な意見をお聞かせください。」
「改善が必要だと感じた点や提案があればご記入ください。」
「イベント全体を通しての感想を自由にお書きください。」
まとめ
事後アンケートでの具体的な質問は、イベントの成功を確認するための鍵となります。上記の質問を参考にしていただき効率的にアンケートを設計し、次回のイベントの質を向上させることができます。アンケート結果を活かし、参加者の満足度をさらに高めるイベント運営を目指しましょう。社内イベントに課題感を感じている企業様は是非GROWSまでご相談ください。