社内イベントの担当者の方とたくさんお会いする機会が多くあります。
一緒にお仕事をする方もいれば、今回はご縁のなかった方もいらっしゃいます。
色々な担当者様・いろいろな企業様と関わらせて頂く中で自分の価値観も磨かれてきていると思っています。
今回は、そんな価値観・考え方についてお伝えできればと思います。
もともとは、一般企業の人材部門で働いてました。
僕は、もともとある企業の人材育成の部門で働いていました。
その時、自分も一イベントの責任者として担当していました。初めて社内の大きなイベントのプロジェクトのリーダーになった時のことは、
今でも覚えています。そのこと以外頭から離れないくらい寝ても覚めても心配で考えていたことを覚えています。
特に本番間近な時には、かなりの時間を割いてイベントの準備をしていました。
オープニング映像の言葉はこれでいいのかな?BGMとタイミング合っているかな?
受付混乱しないかなとか考えだしたら、不安になってしまうほど心配していたこともあります。
そんな時、一緒に仕事をしていたイベント会社の方に色々相談していたことを覚えています。親身になって一緒に考えてくれる仲間のようで
とても準備の時間も楽しめるようになったことに嬉しさも覚えました。わからない時や不安な時に相談できる人がいるということは、
とても心強いなぁと当時の僕は思ってました。
起業して初めての案件はビビりまくり
僕は、その後この社内イベント業界の魅力に惹かれ、起業します。
よし!これで事業を起こそうと決め走り出しました。最初はご紹介などあるわけもなく手探りで営業活動を行いました。
その時、会場さんからの紹介である企業様の表彰式のご相談をもらいました。
起業して自分が社長として初めて担当させて頂く大きな表彰式でした。業務内容としてはわかっている作業でありましたが
その業務内容以上に緊張していました。
イベント本番日は緊張でビビりまくっていました。
パソコンがフリーズしたらどうしようとか、ミスったらどうしようとか、お弁当足りているか?とか
心配で食事も喉を通らないとはよく言ったもので、緊張して本来のパフォーマンスを発揮できたのか?の質問に対しては、
今思えば、全然足りてなかったと思います。
ただ、そんな自分に仕事を任せてくれたクライアント様には感謝しかありません。
駆け出しの自分は、そのくらい緊張感を抱えながらのスタートでした。
社内イベントは一期一会だから面白い
そして、社内イベントの業界にはまっていくわけですが、この仕事は一期一会をとても感じます。
イベントは「生き物」と一緒で、魚と一緒ですね。
時期によって油の量が違う魚のように、企業のタイミングや時期によってイベントの内容やメッセージは常に変わります。
人事異動があれば人員も変わります。社員の方も入社する方もいれば、退職する方もいます。
常に動き続き続けている組織のメッセージを作り上げるわけなので当然生き物です。
そして、1年に一度の社員総会や社内表彰式は非日常です。非日常をだからこそ日常とは違う世界観で日常とは違う体験をしていただく。
そんな一瞬にこだわる仕事はとても一期一会を感じます。
どんなに準備をしてもイベント本番日にはイレギュラーはあります。完璧!と思って準備して現場に行ってもやっぱり変更点やイレギュラーは
発声します。そのイレギュラーへの対応方法やテクニックはイベントの現場の数をたくさん経験している中で勉強させていただきました。
ただ、一つ気づいたことがあります。
出来ないといわないこと
今回、一番伝えたいことは、「出来ないといわない」ことです。
僕は、昔居酒屋で働いていました。その当時の社長に指導をいただいていた言葉です。
この言葉の奥は深く、今では僕の仕事の根幹とも言える考え方になっています。
普通は出来ないことは出来ないって思うと思います。
ここでいう出来ないといわないは、2つです。
・出来ないと自分が思わないこと
・出来る方法を自分で考えること
これは、すべての仕事に通じることだと思いますが、出来ないという事はメチャクチャ簡単です。
僕も現場で意見が割れることがあります。
それはほとんどクライアント様からのリクエストに対して
「出来ない」とスタッフが言った時です。
その言葉の多くが、「出来ない」ではなく、「やりたくない」「考えたくない・考えられない」です。
僕は、「何とかします。できることを考えます」という言葉の方が好きです。
プロフェッショナルなら何とかする。これが好きです。
アニメでもヒーローは出来ないって言わないと思うんです。
出来ないっていうヒーロー見たことないですし、必ず最後やり遂げていると思うんです。
オンラインでもオフラインでも、ハイブリッドでも。年100件超「GROWS」のイベント企画
クライアント様の気持ちになれば、何とかしてあげることがホスピタリティでありスペシャリストです。
「これはできないけど、これならできます」という会話のあるイベントは現場は活気があります。
チーム間の連携が撮れている証拠です。僕はこんなイベントの現場を作りたいと考えます。
今回のテーマに話を戻すと、統括ディレクターや担当者の方に持っておいてほしい価値観や考え方としては、
自分が最後の砦であり、自分の妥協が会の妥協になるということです。
基準を下げたり、諦めたりすることは簡単です。
一期一会のイベント現場であり、2度とない一瞬を作っているわけなのでこだわりを持って挑んでほしいといつも考えます。
昔の僕のように自分一人で抱えるには重すぎるときには良きパートナーと一緒に進めることも検討してみてください。
イベントの制作業務は多岐にわたり、わからないことも多くあります。
同じ気持ちで伴走してくれる良きパートナーは財産です。
もし同じ気持ちでお仕事ができる方がいたらご相談ください!
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